国際サーキット・八塔寺渓谷・閑谷学校ルート(上級者向け)

特に新緑と紅葉のころ、春〜秋、走行距離 131km、獲得標高 1202m


八塔寺渓谷


八塔寺川ダム


閑谷学校

西日本豪雨の影響

工事中片側交互通行で信号機が設置されているところが数箇所ありますが、自転車の通行には支障ありません。路面が荒れているところがありますので、注意して走行してください。[2018-12-24]

見どころ

特別遺跡「旧閑谷学校は、2015年 4月に最初の日本遺産に選ばれました。

閑谷学校は、岡山藩主池田光政の命により、家臣津田永忠が庶民の教育のために設立した公立学校です。約30年かけて現在の形になったそうです。当時は論語を学んでいたようですが、今でも実際に講堂に座して研修を受けることができます。

講堂の床は漆塗りで人の汗を嫌うという理由で、洗濯ずみの靴下を 2枚重ねして入場します。正座して背筋を伸ばせば、学問に真剣に向き合った当時の人々の気持ちが分かるような気がして身が引き締まります。

八塔寺渓谷八塔寺川ダムは何といっても紅葉の名所です。県道368号線から八塔寺川沿いの細い道へ入れば、もみじのトンネルが続きます。新緑のころは赤い吊橋がより緑を際立たせます。

国際サーキットでは、春の「おかやまエンデューロ」、夏の「ミッドナイトエンデューロ」が開催されます。アイルトン・セナがコースレコードを持つサーキットを実際に自分の自転車で走ることができます。

水分補給

ルート上に自動販売機は点在しますので補給には困りません。夏は日陰のない道路が多いので、ボトル 2本用意する方が安全です。

コンビニ

コンビニは適度にあります。食事できるお店はあまりないようですので、弁当を持参する方がいいでしょう。景色のよいところで食べられますし、ハンガーノックにならないよう小まめにカロリーを摂取することもできます。

トイレ

公衆トイレはあまりありませんが、コンビニを利用すれば困らないと思います。

走行上の注意

道路は全部舗装路です。閑谷学校からの帰路の県道は交通量が多いので、できる限り並走する川沿いの道を通るようにしています。入り口が分かりにくいかもしれませんが、一度覚えてしまえば県道より絶対快適です。

旧赤坂町から旧御津町への峠越えは、大型車両の通行が多いので、特に注意してください。

吉川・豪渓周回ルート(中級者向け)

新緑 4月上旬〜紅葉 11月中旬、走行距離 54km、獲得標高 672m


黒谷ダム


黒谷ダムから南を望む


豪渓


豪渓

西日本豪雨の影響

豪渓の南、県道57号線を左折して、秋葉山を越える道路が土砂崩れと路肩崩壊のため、全面通行止めです。自転車は被害箇所を避けて、乗車したまま通れます。充分に注意して通行してください。[2018-7-22]

見どころ

国道429号線沿いの黒谷ダムを過ぎたところで、国道を離れ、渓谷沿いの細い道路を吉川神社まで上ります。春は新緑と桜とつつじ、夏は深緑のトンネルを涼しく、秋は紅葉が織りなす錦の山々に、上りの苦しさを忘れます。

豪渓は、奇岩絶壁と清流の渓谷美が訪れる人の心を穏やかにします。岩壁に日光が当たる午前中がきれいです。紅葉の季節はもみじの赤が加わり、自然の美しさに心から感動させられます。紅葉は年によって当たり外れがあります。当たり年は本当にきれいです。

水分補給

ルート上にコンビニが少ないですが、民家のあるところには自動販売機が点在していますので、水分補給には困らないと思います。

コンビニ

コンビニは、出発直後のセブンイレブン岡山足守大井店がありますが、その後はローソン総社黒尾店までありません。途中の道の駅「かよう」では食事を摂ることができます。

トイレ

あしもりを出発してからは、吉川神社まで公衆トイレがありません。吉備中央町には公衆トイレが点在しています。豪渓にもあります。そんなに困らないルートだと思います。

走行上の注意

黒谷ダムから吉川神社まではほとんど車に会いませんが、道路が狭いので出会い頭に注意してください。

豪渓を過ぎてから岡山自動車道に沿って秋葉山を越える道路は道幅が狭いので出会い頭に注意してください。特に下りは、「今、前方に車が見えたら安全にすれ違えるか」を常にシミュレーションしながら、スピードを出しすぎないように。

秋葉山を越える峠を迂回するには、国道180号線まで直進して、国道180号線を右折し豪渓駅を過ぎてから、高梁川を渡り、トンネルを抜けてサントピア岡山総社方面から総社大橋を渡るルートと、総社まで国道180号線を走るルートがあります。前者は距離が長くなりますが、交通量が少なく比較的車に気を遣いません。後者は距離は短いですが、交通量が多く大型車両も多いので、気を遣います。